日曜日, 6月 18, 2006

社長という仕事の困難

最近、4人の社長さんに会ったのだが、
そのうち3人は、仕事によるストレスが大きくきっかけに
なったと思われる病気にかかっているか、かかった経験がある
ことがわかった。

不整脈、高血圧、アレルギー症状の悪化とか。

それでも、一度社長業をやってしまうと、
社長として仕事やるしかできなくなってしまう
ことが多いようだ。

話きいているだけでも、こっちまでつらくなってしまう。

会社の経営自体がうまくいかないことと、
信頼しているスタッフがやめて(あるいは自分を裏切って競合他社にいくこと)が、

一番、精神的にも、肉体的にも、調子を崩す原因に
なることは共通しているようだ。

さて、僕は、そんな仕事にこんな健康状態で、近い将来に
復帰しなくてはならないような状況になってきた。

ニートとかフリーターは生涯賃金とか、本当の意味で仕事に
真剣に関わるという観点では、あまりよい状態とは思えないが、
社長業で仕事にあまりにも真剣に関わらざるを得なくなって、
健康を害するような ことになるなら、そっちのほうが、
人生トータルで考えると 馬鹿げたことにも思える。

それでもやるときはやるしかないけど。

今は引退している、ある元社長さんからこんなことをきいたこともある。

「会社の状態がよくなると、自分の健康状態もよくなってくるんだよなあ
そんなもんなんだなあ、社長って。」

そんなもんだな。うまくいきさえすれば、社長業ほどやりがい
あって楽しいこともないだろうし。

そして、そんな困難や怖さをよくしって、心配しながらも、
夢(あるいは事業計画)をつくって、面白い可能性に
かけられるような人が社長に向いているのだと思う。

心配性で冒険好き、あるときは楽天的になれて、
それでもリスクを回避、減少させる方法をいつも
考えていられる。

そういう相反するようなところを同時にもってないと、
会社なんてうまく経営できないと思う。

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