金曜日, 12月 29, 2006

今年最後の仕事

一人で会社に残って、今年一年のことを振り返ってみる。

出会い、別れ、ピンチ、チャンス、自分の生命の危機、子供の成長。

今年もまた、色々なことがあった。

楽しいこともいくつもあったのに、今、思い出すのは、
敗血症ショックから退院して、そのすぐあとから、
会社にでてきたこと。

駅まで歩くだけで、ハードトレーニング後みたいにグッタリとなり。
イスに座っているだけで、転げ落ちてそのまま寝転がりたくなった。

会社の中でなんとかゆっくりとでも仕事しようとするだけで、
身体にワナワナとして耐えがたい疲れがくるのに、
無理矢理仕事を続けた。

ともかくこんなことくらいで仕事をあきらめるわけにはいかないという
強い闘志のようなものが、自分を支えていた。

不思議だ、いつも弱い自分ばかりを意識しているのに、
自分にはそういう、あきらめない執念というものがあり、
それは実は自己イメージより実際はもっと強いのかもしれない。

そうこうするうちに身体は回復してきた。

年末は土日だけ、休んで、月曜日 1月1日からはベトナムに
仕事でいってくる。(でも家族がついてくる)

多分、自分自身は弱いのだけど、くじけそうなときは、
今まで僕を育ててくれた人、 支えてくれた人、助けてくれた人
僕に愛情を注いでくれた人の魂にこたえなくては いけないと感じる何かが、
自分の中にできてくれるらしい。

何かを達成するのも良いことだが、へこたれないで前に進んでいること
それ自体が一番大切なことなのかもしれない。

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