月曜日, 12月 25, 2006

任天堂DS カモーーーン

日曜の朝、子供達とイトーヨーカ堂に任天堂DSの抽選会にいってきた。

まず並ぶ、それから、抽選券の配布がはじまり、それから抽選会。

子供達はもう任天堂DS欲しくてたまらない。多くの親が並んでいる。
我が家は子供二人と私の計3人で、1時間も前から並んだ(それが何の意味もないことはあとでわかるのだが)。

さて無事抽選券ももらって抽選会がはじまった。

会場はおそらく千人近くに膨れ上がり、それに350台のDSが配られる。
熱気がすごい。最初の抽選番号が発表され、拍手が起こる。
でも一人10秒くらいはかかっているから終わるまで一時間はかかる。

しかもすぐ手を上げて返事しないとキャンセルとみなされるから
気が抜けない。

しょうがないから新聞でも読んでいると、子供達はもっと前に行きたいと
いいだすからほうっておいた。

もう一時間近く経過して家族だれもあたらない。

ああ俺達は、運に見放された、可愛そうな家族なんだなあ(テヘ)、
なんて思っていると、急に上の娘の抽選番号が呼ばれた。
誰も返事しない。あわてて、自分が手を上げ、「ハイハイハイ」と
返事する。 俺見たいないい年した中年のしかも大男がかっこ悪いにもほどがある。

上の娘がどこにいるか探すと、もうあたらないと落ち込んでうなだれている。
それで気がつかないらしい。ちょっと離れたところから、人が大勢いるのに
上の娘の名前を絶叫する。それで娘がようやく気がつき、抽選券にスタンプを
押してもらう。下の娘も何回も飛び跳ねて喜んでいる。「お姉ちゃんよかったねえ」
目をキラキラ輝かせている。

さて、下の娘がもっとまえにいっていい? というので、ああいいよといって
しばらくって心配になって、舞台の斜め裏側から娘を見つけてみると舞台の
端に半分顔をのっけるようにして抽選券を握りしてめて真剣な面持ちで
抽選発表する店員を見上げている。

まるで、難民キャンプで配給をもらうために並んでいる子供のようだ。
抽選券の握り締め方は、競馬ファンのようだった。

可愛そうにもう終わりだな。

と思っていると、最後から何番目かで、下の娘の番号も呼ばれた。

下の娘は直ちに反応した。すぐ手を上げた。
そう彼女は全然あきらめてなかったのだ。(そこがあいつらしい)

それが我が家のクリスマスプレゼントとなった。

イヤー並ぶの大嫌いな僕も、ドラマを味わいました。

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