疲れているはずなのに、朝は5時から目が覚めてしまい。
そのまま、妻が用意しておいた釜に火をつけて米をたいたりして、
一人で早い朝飯をとり、ゴルフ練習場に出かける。
早朝優待は、日曜の天気の良い朝はすぐ一杯になって
入れなくなってしまう。
でももう、いい加減疲れが、限界で、クラブの振りもひどいものだ。
練習場には、僕が話をする中では一番上手な人がきていて、
隣の席で打っていたら、僕の惨状に見かねたらしく、少し教えてもらう。
教えてもらって、自分が脇を空けたスイングをしてしまっていることに
気がついた。
ひょっとすると、無意識に水泳の動作がでてしまっているのかもしれない。
脇があいてしまうと、左右の腕を一般の動きとして協調させることができないのだと思う。
さて、その上手な人と親しげに話している若者が現れて、その若者は隣の隣の
打席に移動してきたのだが、彼の打球をみて、唖然、呆然、
この練習場であれだけ飛ばす人は今までいなかったのではないか。
僕だけでなく、他の人も、彼は圧倒的だといっている。
自分が絶好調のときの最高の球と同じ距離をかれはあっさりと
4番ウッドで打っている。それも、スチールシャフトだ。
聴けば、ヘッドスピードは55m/sec だとのこと。
その僕のしる上手なひとの友達の息子さんとのこと。
野球選手だそうだ。
やっぱり、一番運動能力高い人は野球とかさあそういう分野にいるんだよなあ。
彼の球の弾道をホレボレみていた。
そのあと自分が打つと、もうしょぼくてつまんなくなってしまうけど、
あんなに飛ばすのを間近にみれて嬉しくてしょうがない。
もっているクラブも、無茶苦茶に重いものだった。
自分ももっと飛ばせるように、それももっと安定して飛ばせるように
なりたいとしみじみおもった。
彼は、コースではウッドを使うことも、飛びすぎてあまりないそうなのだけど。
あんなにとんだら、どんなに気持ちよいだろうと。
そのあと、総額1万円ほども食品を買い込んで家に帰ってきた。
それから、ものすごく深い眠りの昼寝をして、今日は昨日ほどは
色々できなかった。これがおじさんの限界だ。
なんだか、身体を鍛えたい欲求にあわせ、脳が、僕の身体を
変化させるよう命令をだしていて、眠っている間に身体が変化しているような気がする。
だから激しい運動をするほど(特にウェートトレーニング)今までにないほど
深い、深い、眠りに落ちていくみたいだ。
明日からまた忙しい一週間が始まるなあ。
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