日曜日, 4月 15, 2007

がばいばあちゃんに学ぶ幸せの知恵袋という本

がばいばあちゃんって人間が本来もっていたい、賢さ、強さ、優しさをもって生きていた人なんだな。
自分の孫に向けていった言葉の立派さだけでなく、その言葉の裏にどれだけ深い愛情を
もって孫を励ましていたかがしのばれた。

「普通でも、十分に幸せじゃないか」

「人間は欲が深いから、幸せになろうとばかりする。
でも、そうせんでも、普通でも十分に幸せじゃないか」

ということもこの人はいっていたそうだ。

他人と自分を比べることだけでなく、人生アップダウンがあるから、
過去の調子の良かったときの自分と今の自分を比べることも
良くないんだな。 普通の生活のありがたさは、戦争経験や入院経験を
すると理解できるのかもしれない。

「人間は死ぬまで夢を持て! その夢がかなわなくても夢だから」

怪我して野球をあきらめざるを得なかった若き日の失意の島田洋七を精一杯励ますために、
ばあちゃんがそのとき いった言葉だそうだ。

これだけ健全な賢さのある深い愛情を注がれた島田洋七の子供時代は
貧乏でも幸せであるだろうし、彼が今またそのばあちゃんの家の
近くに住んでいるのも、そのばあちゃんの尊さを感じているだろなあ。

こういうばあちゃんと2人で小学校、中学校時代を生活できたことは
普通以上のことだと思うけど。

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