水曜日, 5月 02, 2007

会社の引越し作業が進んでいくらかホッと

昨年、私が入院中にある人が見舞いにきてくれて私の会社の移転先にある場所を勧められた。
いわく電源設備がとてもよく停電しない。これはサーバーをもっていかなくてはいけない 僕には殺し文句だった。
それに、実際に死にかけた僕のところに見舞いにまできてくれる
くらいの人だから、その言葉にウソはないだろうと判断した。

結果は最悪だった。電源はわずか500wしか使えず、それをこえるとブレーカーが
あがり、しかもビルの古い全体の電源設備を増強しないと、それは変えることができない
ということで、自分の会社は大半のサーバーの電源を入れることすらできなくなってしまい。
ニッチもサッチもいかなくなった。

しかも退院一ヵ月後の引越し作業もかなりまいった。

どうしてこう俺は騙されやすい大馬鹿野郎なんだろうと嘆きたくもなったが、
嘆いていたもどうにもならないから、早くも次の移転先を見つけて、仕事の終わった後、
不動産屋をいくつもまわった。

そして漸くみつけたのが、新宿区の便利な場所にあり、家賃も安く、大きい窓もあって
部屋も明るく、よさそうな部屋だった。

そして、そのひどすぎる場所
(それでも意外にしられたインキュベーション施設だから恐ろしいことだ、
インキュベーションとは孵化させるという意味らしいからそれと逆なのに)
から、新しい場所まで、自分の自動車を計5回半かな往復させて
身内に手伝ってもらって自分でものを運んで引越し作業を行った。
4日間連続で午前3時くらいまでは起きていることとなった。

自分の失敗をよく知るためにも業者に頼みなくなかったし、
もう荷物も減ってきていた。サーバーとPCを計15台も捨てざるを得なかった。

なんかこの空しい作業で、何度もイヤになったのだけど、カミさんは坦々と
作業を進めてくれるし、自分もやらないわけにはいかない。

義理の弟にも半日手伝ってもらい、新オフィスでは、インターネット回線も
新しくひいて、サーバーも70%くらいは立ち上がってきた。

新しいオフィスで一緒にやるはずだった会社は急に業績悪化したそうで、
取り止めとなり、敷金礼金等も全部自分の負担となってしまったが、
完全に自分達の場所となったことが嬉しい。

そうこうするうちに、自分が勤めているほうの会社が日本の拠点を
そこにもってきたいというので、そっちからも家賃をもらえることになった。

冴えない状態は続いているけど、もう無理だと思いながらどこまでも
続いていくのである。このままでは面白くないけど。

会社が借金してないから、つぶす理由がないとも会計士さんにいわれて
なんか苦しいけどそういうものかと、続くのである。

新しいとこで、新しい計画作って楽しくしてやりたいなあ。

そんなわけで、しばらく、いとしの、バイク、水泳、ゴルフ、音楽からバイバイしていた。

引越しで忙しくしていると、また心臓の鼓動が不規則になって、
ちょっと心配だったり、逆に生きていることを実感させられたりした。

今の僕がいうと負け惜しみみたいな響きもあるけど、
僕は別に大企業の経営者も死ぬほど健康体の人にも憧れているわけじゃないんだ。

自分の今の状況を楽しみたい。

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