日曜日, 7月 01, 2007

飛行機の窓から空をみて思ったこと

韓国の帰りの飛行機で窓側の席に座って、何気なく外を眺めていた。
雲を突き抜けると、空はとても明るく、下に見える雲は白く輝いていた。
雲の形も変化して、綺麗だった。

高度は確か9000メートルくらいまで上げて飛行していた。

高度からするとエベレストの頂上からの晴れたときの景色も
これと似たようなものが見れるのかもしれない。

水平線だか地平線だかわからないかなたの水平方向の境界線は地球が丸いことを
わからせてくれるように緩やかな曲線になっているように見えた。

エベレスト上るのは大変でも、飛行機なら窓越しだけどこんな景色がみれる。

だから大変な思いしてエベレスト上らなくてもいいや。
実際にはエベレスト登山のやりがいみたいなこともしらないのに
ふとそんなことを思った。

僕はちょっとした経験を重ねて、本当のことはまだ知らないハズなのに、
やる前から、そんなことしてもあんまり面白くなさそうだと思ってしまうことが
多くなった。

それに去年の入院から、もうあんまりカリカリしてまで何かをやる気にも
なれなくなった。カリカリしてなにかやっても、それが、健康に悪いなら
なんかアホらしくなってきた。

自分が金持ちでもないくせに、金なんかたくさんあってもそんな楽しい
ものでもないだろうなあと思ったり。

責任ある仕事はやりがいよりも、疲れることが多いだろうなあと思ったり。

飛行機の窓から空を眺めて、エベレストの頂上もこんなもんだろうなと
思うようなことを、なんにでもあてはめて、

それで、結局、なんもしたくなくなり、夢も見出せない。そんな日々だ。

人生浮き身に徹して生きるだけでもよいのかもしれんけど、
本当にこんなんでいいのか、フワフワした気分で、日々を送っている。

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