木曜日, 8月 30, 2007

水中歩行が水泳より気持ちいいような

昨晩プールへいって、泳ぐ前に、水中歩行のコースでズンズン水の抵抗を
蹴散らすよう歩きつつけていると、脈も上がって、息も激しくなってきて、
でも水泳みたいに呼吸が制限されないから、息が苦しくなることもなく
40分くらいかな、歩き続けた。

これがなかなか気持ちよい。水泳より簡単に丁度良いくらいの強度の運動を継続できて。

呼吸と脈をダンダンあげていって、気持ちいいまま運動を激しくしていくのが
大切で、頸動脈触ると、思いっきりションベンしているときのチンポの
裏の尿道と同じくらいの勢いを感じる。脳みそにそれと同じくらいの勢いで
血液をめぐらせているんだろう。

こういう状態をしばらく続けると、頭も気持ちよく熱くなってきて、
ちまちましたくだらない悩みなんかどうでもよいと思えるくらいになっきた。

そのあとちょっと水泳もしたけど、そこからすぐ家に帰って、涼しかったので
ビールでなくて赤ワインのハーフボトルを途中で買ってきて、身体の疲労と、
適度な酔いと、おいしい夕食と、家族と、もうこれで十分だよ、
余計なこと考えないで また寝ちまおうとねた。

身体をいつも心より疲れさせておくほうがよいと、気持ちよくスポーツするたびに思う。

水曜日, 8月 29, 2007

藤沢周平 蝉しぐれをよんで

藤沢周平を褒める人は多く、その小説を基にした映画をみてそれをこの
ブログにかいたこともあった。「たそがれ清兵衛」だ。

こないだの週末にテレビで「蝉しぐれ」の映画をやっていて
半分くらいちらちら見たけど、小説が藤沢周平のなかでも特に良いと
いわれるほどには良くなかった。

それで逆に興味がわいて、小説をかってよんだ。

小説のほうの出来は評判どおりの素晴らしいものだった。

アマゾンの書評でも50以上の書評全てが褒めちぎっている。

かなわぬ恋も、尊敬する父が切腹することも、全て乗り越えて
主人公は常に真摯な態度で生きている。それを読んでいくことで
逆に自分の心まで澄んでくるような気がする。

多くの書評では、かなわぬ恋の幼馴染との最後話が最終章にあることや
父の亡骸を台車に乗せて坂を上るシーンで泣いた、とか書かてれていたが、
実はそのシーンでは主人公は泣いていない。

彼が涙を堪えられなかったのは、切腹前に父とのわずかな面会時間で
「この父を恥じてはいけない」 「剣の道に励め」といってくれた父と
別れた後、そのあと自分が父に伝えたかったこといえないまま
その面会が終わってしまったこと。

なんで、私はあなたを尊敬していますと、最後にいえなかったのだろうと
悔やんでそれにこそ、その主人公は泣いたのだった。

僕もその場面こそが、この小説で1番泣けるシーンだと思う。

自分の好きな女性が殿様の妾になるのもつらいだろうけど。

またこの小説では主人公の15歳から20歳ちょっとまでの困難の日々をかいて
最終章でいきなりそれから20年後になってしまっている。

主人公が順調に出世していったらしい時代のことは書いてない。

藤沢周平は、困難のときを主人公がどう生きたかを書きたかったと
いうことかもしれない。

困難のときこそ、本来、人の魂が1番輝くときだと彼は考えていたのかも知れない。

つうことは俺もまだまだ輝ける時がたくさんありそうだなあ。ヤレヤレ。

インターネットのちょっと不気味なところ

昨日夕方、会社からのインターネットへの接続がかなり不安定になっているのを
みたけど、そのことから逃げるように家に帰って秋刀魚を食べて寝ることにした。

ところが、妻が無邪気に、会社のメールがみれないのとPCを寝室までもってくる。

見ないわけにはいかないけど、やっぱり見れなくなっていることを確認した。

ああ会社のメールサーバーが、そこで考えてもしょうがないので、もう無理矢理寝ることとした。

でも朝も暗いうちから心配で目が覚めて、自宅から確認すると、瞬間的につながったり
またダメになったりしている。

過去のメールに何かヒントがないか、(会社のメールを他に転送してチェックできるようにしてある)
調べると、固定IPを買った業者が昨日夕方から、工事に入る通知がきていた。

でもその工事は、もう終了しているはずなのに、まだだめ。メールの下まで読むと、ルーターの
電源を切って15分まってから、電源を入れてくれとかかいてある。

自宅で気をもんでいてもしょうがないので、早朝から会社に向かい、駅までの道を面倒だから
傘も差さずにぬれながら、早足で会社にむかった。

さて、ルーターを指示通り電源きって、しばらく置いてやり直しても改善せず。
知り合いのエンジニア2人にきいても、それはNTTに聞くしかないでしょうとか、
今は出先なんでとかいわれてしまい。自分でなんとかするしかない。

しょうがないから、もう一度電源をきって、しばらく置いてとやる。

まだだめ。PC側の設定みてもしょうがないし、そもそもルーターの設定なんて
普段まったくやったことないから、その間にIDもPASSもわかんなくなってしまっている(ああダメダメ)

やることないから、もう一度電源のきって、の作業をやって
しばらくたってからためすと、ネットが快調に動いている、外部の知り合いに
電話かけて確認するとちゃんと動いているとのこと。

こちらの設定は何も変えてないのに、なんで急にダメになった状態から回復するのか
不明で気味が悪い。でもそれ以上何をどうやって調べればいいかわからないし。
NTTもプロバイダーも、容易には電話にでそうもない。

インターネットが不気味に思えた。自分の注意不足と勉強不足も恥じるべきだが。

日曜日, 8月 26, 2007

バイクと水泳ばかりのこの週末

金曜の夜に軽く飲んでから、会社にもどり、なんだか疲れていて(木曜急に泳いだことで、
疲れていたらしい)そのまま会社に泊った。

土曜の昼に帰ってきて、少しボーっとしてから、また手持ち無沙汰になり、
(というかいたたまれなくなり)またバイクでいつもの陣場街道、和田峠、甲州街道、周回コースを走った。一周60Km自分のホームコース。

家に帰ってきたからしばらくはじっとしていたけど、しばらくたつとまたいたたまれなくなり、
夜の10時にスポーツクラブに出かける、水中歩行と水泳を一時間やって、
12時過ぎにスポーツクラブをでてから、またあのキーマカレーのおいしいバーで
カレーを食ってビールを飲む(これじゃやせないわけだ)。

家に帰って午前2時くらいに漸く眠れたけど、朝になると、また何かをしないと
いたたまれない。それなら少しは家事でも手伝えればいいのだけど(妻には
悪いと思いつつ)、家族をおこなさいように、バイクで朝から家をでる。

奥多摩周遊道路を通って、甲府方面へ、そこから大菩薩峠方面にいき、
20号線にでて、帰って来た。

簡単に書きすぎた。大菩薩はずっと行きたいと思いながら、何故か一度も行ってなかった。

昨晩、コンビにで地図をたち読みして、確認し(バイクじゃどうせ地図もって行く気にもなれんし)

奥多摩周遊をへて、丹波村
この村でそばを食べた。長さも太さも不ぞろいだけど、良いそば粉で作られているらしい
おいしいそばだった。丹波村には釣堀もあり、たくさんの観光客がいた。
こんな山奥にこれだけ人が来ているのとても意外だった。

何故かインプレッサWRXの今にもラリーに出られそうな改造車軍団(20台くらいか)も
きていた。

大菩薩の途中まで自動車でもいける道路があるのだけど、細くてカーブが多くて
バイクでないととても行く気になれない道だった。

帰り道の20号で渋滞が多かったので、上野原からまた陣場の和田峠方面に
いつもの道を逆に走って帰ってきた。

朝にバイクにガソリン入れるとき、リッター29km以上も走っていることがわかった。
山のほうばかり、ほとんど5速にいれて、ただただだらだら走っているからだろうけど
650CCのバイクでは驚異的な燃費なんじゃないだろうか。

たくさん緑の中を走って今日はもうこれでいいやというところまで走って、
暗くなってから家にたどりついた。

金曜日, 8月 24, 2007

10日間のことをごく簡単に

10日間ブログをかいてなかったので、その間のことを簡単に書き留めておこう。

去年も行った家の近くの屋外の浅い市民プールに子供を2回連れて行った。
去年ほどは、子供達も喜ばなくなり、ちょっと悲しかった。

下の娘は、平泳ぎがまだまともにできなくて、何度も教えてくれというので
(不器用でも熱心)教えたのだけど、上手くいかない。

足を爪先立ちのようにしたままキックしたり(それではカエル足にならない)。
何故か身体がダンダン沈んできたり。
手と足の動きがばらばらすぎてあんまりチグハグだったり。

それで、教えるのをあきらめて適当に遊んでの繰り返しだった。

上の娘は、なんか前ほど、このメンバーでプール来るのが楽しくなくなってきたみたい。
小学校5年生にもなるとそんなものなのだろう。クロールがもううちのカミさんより
速く泳げることが、しばらく前にわかった。ダンダン大人っぽくなってきている。

大学のときの奴らと8人で新宿で酒を飲んでカラオケにもいった。

40歳くらいまではみんな見た目が学生時代とほとんど変わらず若いなあと
思ってきたけど、40歳を超えてから、なんかみんな見た目も少々くたびれてきたなあ。
おれもそうなんだけど。

またまた、カミさんの今度はまた別の友人の実家に家族で出かけてきた。
その家の別荘のような別宅に泊めていただいた。家族は4泊させてもらい、
自分だけ(仕事もちょっと気になって)2泊でかえってきた。

そこを基点に志賀高原にもいって、自動車で標高2100メートルくらいまで、
そこからリフトで2300メートルくらいまでいってきた。
下界より15度ほど涼しく、スーッとして、景色もよかった。

志賀高原は、今までバイクでいったこともなく、丁度良い機会となった。

温泉も入って、おいしいそばもたらふく食べて。

でも気分転換が下手な自分はどうも仕事のことが頭から離れず、
なんかもやもやした気分だった。(どうしてこういうのかえられないんだろ)

行きは自動車にみんなで乗っていったけど、帰りは自分だけ長野駅から
新幹線でかえってきて、たったの1時間40分程度で東京についた。
新幹線使うと今までの距離感と違和感がある。バイクや自動車で行くと結構遠いところなのに。

かえってきてから、仕事はちょこまかやっても、家に家族がいないと、さらに手持ち無沙汰になり、
この記録的な暑さも手伝って、なんかしないといたたまれない。

それで、バイクで奥多摩をグルグルまわってみた。奥多摩周遊道路のてっぺんのあたりに
気温を表示する機械があるのだけど、それが27度だった。あそこは標高が1100メートル
くらいのはずだから、あそこでその気温とはかなりのものである。

この暑くていたたまれない日に、日差しにジリジリ照らされながら、バイクで走り続けていると
若いときとバイクに乗りたい気持ちがあんまり変わらないことに自分で自分に驚いてしまった。

もって行き場のない情熱のようなもの。やり場のない焦燥感。そんなものがバイクで緑の中を
走り続けると、消えていく。バイクで走ることで何かをやっているような気になれる。
バイクで走っているときはそれに没頭できるから、他のこと考えられなくて気持ちよい。
奥多摩の緑を全身に感じて、熱い空気と涼しい空気を何回もくぐり抜けて、流れて行く
景色を懐かしく感じて、ただバイクで走るだけで(それが幻だとしても)何か充実することを
やっている気になれる。

この日はバイクにまたとても感謝した。

そして昨日は、久しぶりにスポーツクラブにいった。
マスターズスイム終わってからほとんど練習してない。
八王子市民水泳大会がすぐなのに。

それで、そのクラブの1番レベルの高い練習にいきなり参加すると
また、ちょっとだけついていけなかった。

100メートルくらいまでなら僕のほうが速くても、1時間にわたって練習すると
ついていけない。特に女性の持久力には毎度驚かされる。

でも、また久しぶりに気が遠くなるほど泳いで、余裕なくなって、水が鼻の中に
はいってきて、あのツーンとした気分味わったりして、練習している間は、
また没頭できてよかった。

没頭できることが大切だ。また水泳に感謝した。

何かに没頭できる時間を増やしていきたい。なんとか。

火曜日, 8月 14, 2007

二日酔いのまま家族旅行へ

10日の午後7時から12時半くらいまで、一緒に仕事しているオーストラリア人と
ビールと吟醸酒をかなり飲みながら話続けた。

仕事がなかなか進展してないので、十分には話し合えてない色々なことを酒の力を借りて話し続けた。楽しかったけど飲みすぎた。

終電で家についてから、ウダウダしているうちに午前3時になってしまった。

11日は妻の友人の家に家族で出かけた。子供同士も久しぶりの再会を喜んで遊び続けている。夜はバーベキューを食べ、その家の旦那さんと朝の5時くらいまでビールを飲みながら話をしていた。

12日は赤木高原のドイツ村というところに出かけた。夜はそこで花火大会があり、ドイツビールを大量に飲みながら、野外コンサートを聴きながら楽しく過ごした。
ラップミュージックをライブで聴くのは初めてだったから新鮮だった。
俺もラップやりたいなあ。とりあえず、なんかのラップの歌を気持ちよく歌えるように練習してみるか。音楽はたまにはライブで聴いてみるもんだなあ。

歌ったのはこの人たち。

http://www.natural8.jp/index.htm

ラップのにーちゃん達(クリエッジ)が客に手を振って、声を出させ
楽しく盛り上げていた。ああこういう単純に人を喜ばせる仕事をしたい。
俺も今から音楽活動したい。ラップもよいなあ。

13日昼からその家でまた眠らせてもらった。建坪60坪もある家で、周囲も緑が多く、またアルコール疲れもあるようで、妙に深く眠れてしまう。
結局7時半くらいまでお邪魔してしまった。

だんなさん自慢のダッヂオーブンで庭でつくってもらった鳥の腿のから揚げとハンバーグをいただいた。
ダッヂオーブンの料理は実際食べたら、評判以上に上手い。前から気になっていたけど、
めんどくさがりだから手入れも大変そうだし、アウトドアもやる気ないし、手を出さずにいたが、
ここまで旨いと、うーん。またたべさせてもらうか。(俺ってせこいなあ)

2泊3日でこれだけ、お世話になって感謝感謝である。

圏央道が開通したおかげで、八王子から群馬、栃木方面が便利になった。

上の娘は、幼稚園時代から好きだったその家の長男に2年ぶりにあえて
夢中になって一緒に遊んでいて、私のところには全然寄ってこなかったのであった。

木曜日, 8月 09, 2007

下田外浦海水浴場での丸一日

昨日自宅を午前4時半に出発して、下田の外浦海水浴場に向かった。

それもその前日にインターネットで調べて、自分が下田に行きたいといったら、
上の娘がこの海水浴場が1番良さそうだというので、家族を説得して、
急遽いってきた。

水も砂も綺麗な海水浴場で、魚もみれて、深さ6Mくらいのところまで
泳いでも、監視員も全然文句言わないで自由にやれてよかった。

それでも、子供のときほど、海にきて感激しないなあ。
感受性の老化ですね。人は年とるとどういうことに喜びを
見出せばいいんだろうと、海にプカプカ浮かびながら思った。

朝の8時ちょっとすぎから午後4時まで本当によく海で遊んだ。

月曜日, 8月 06, 2007

動物の森の劇場版DVDとチェリーパイ

うちの子供達が任天堂DSで1番好きなゲームは

おいでよ動物の森

というやつで、架空の村で生活するもので、子供達は
勝手に、僕のキャラクターまで用意して、そこで生活させている。

多分、あのパパならこんなリアクションとるだろうという子供の
想定のもとに僕のキャラクターも動物の森という世界の中で
暮らしている。

僕にはよくわからないけど、子供達はともかく夢中で楽しんでいる。

コンビニでその動物の森の劇場版DVDをみつけたので
買ってきたら、子供達はすぐに繰り返しみて、
僕にも一緒に見ようという。

主人公の「あい」ちゃんの友達(象のサリーちゃん)がデザイナーになるのが
夢で、それが私の「チェリーパイ」なの、と話す。
あいちゃんも自分の「チェリーパイ」を見つけてね。
という。

そんなわけで、子供達にそうだぞ、お前達も自分のチェリーパイみつけろ。
パパもこれからでも自分のチェリーパイ見つけるからといって、
子供達と一緒に寝た。

年とったほうが 「チェリーパイ」をみつけにくくなるような気もするけど、
きっと、ずっと、いつも自分の「チェリーパイ」あったほうが良い。

みつからなくても探し続けたほうがいいし、どうしても見つからないままでも
あきらめないで、今度は見方をかえてでも見つけたほうがいい。

子供みたいだけど。きっとそのほうがいいんだ。

うちの子供達は、変な父親だとは思っているようだけど、

日曜日, 8月 05, 2007

二日続けて奥多摩へそして久しぶりに林道へ

二日続けてとっても暑い。昨日は上の娘と2人で、奥多摩の

払沢の滝

へ自動車でいったきた。綺麗な滝で、落差も十分あるから、滝壷から水煙が
上がって涼しかった。

付近には細い道路があって、自動車でちょっといってみたけど、
Uターンもできなさそうな細い道になってきて心細いので、
途中少し道が広くなったところで、Uターンして引き返してきた。

その先がどうなっているか気になって、今日は一人でバイクで
出動してきた。

途中から舗装がきれて、林道になってしまった。
マウンテンバイクにのっている兄ちゃんが、途中で引き返す
とこだったので、ちょっと声かけると、この先どうなっているか
わかんないから、戻るとのこと。

こっちも大型バイクなので、かなり無理だし、ちょっとした冒険に
なってきたけど、いけるところまでいってみようと、心細い思いのまま
走り続けたら、 また舗装路にもどり、奥多摩周遊道路の少し手前の
ほうにでることが できた。

途中に民家があり、籠を背負ったおばさんが、バイクのライトがついているよ
と僕に話しかけてきた。今のバイクは事故防止のために、ライトは強制的に
つくことになっているのだけど、おばさんは眩しいからやめてくれとのこと。
でも気さくに話しかけてもらえるとちょっと嬉しい。

それにしても林道を抜けられてよかった。途中の場所は、夏しか太陽の光が
差し込まないような谷あいの場所もあった。

ちょっとグーグルアースで今確認しようとしたけど、その道路は確認できない。

そのあと、奥多周遊道路を上って一休みした。
だいぶ疲れたようなので、無理しないで、そこから、最短で
引き返してくることにした。

奥多摩は飛ばしているバイクが多く、危ないので、途中で何台か先にいかせた。
僕もわずかな直線で80Km・hくらいまで出しているから、それ以上無理はする気に
なれない。

最近のバイクの性能向上のせいもあると思うが、多くのライダーが綺麗に
かなりのスピードで危なげなく走っていく。

バイクで走ると、所々に涼しい空気が溜まっていることがわかる。
凄く暑いかったから、ちょっと止まると汗でべっとりしてきて走ると、
それがスーッと消えていって、涼しい空気の溜まりに来ると
身体の熱をスーッと冷ましてくれた。

合計で120Kmくらい走った。帰りの途中でバイクをある店の駐車場に
とめようとして倒してしまった。ガソリンはオーバーフローしてバイクの下をぬらた。
倒れそうなバイクをなんとかしようとするだけで、親指に水ぶくれができ、
すねを打っていたからそのあとかなり腫れてきて、膝から血がでてきていた。

転びそうなところで転ばないで、ホットしたところで、転んだ。

プラグがカブってしまったようで、なかなかエンジンを始動できない。
スロットルを全開にして、しばらくセルモーターを回して、なんとか始動できた。

身体がかなり疲れたのと、バイクがやっぱり危ない乗り物だということが
よくわかるんだけど、やっぱりバイクが好きだ。

すねの腫れの痛みだって、なんだか今日の出来事に現実感を与えてくれているようで、
全然苦にならない、このくらいの痛みなら嬉しいくらいだ。

林道はの途中はがけ崩れで半分以上塞がってバイクがやっと通れるくらいの
危ないところもあった。

今家でぼんやりしていると、全部、夢だったような気がしてくる。

金曜日, 8月 03, 2007

ソウルでのこと

今年2度目の韓国出張のあとブログを書いてなかった。

仕事であった人達に食事のあと、バーチャルゴルフのバーに連れて行ってもらった。
本物のボールとクラブを使って、シュミレーションしてゴルフをやるゲーム。

なかなか楽しかった。実際のゴルフよりも簡単だった。歩かない分疲れないし。

韓国でのゴルフ熱が高いことがよくわかった。

特に景気の良い会社と取引するのにはゴルフが必須らしいような
ことを彼らは言っていた(本当かいな?)

実際彼らは、その週、平日に2回も接待ゴルフをして、
夜はシュミレーションゴルフをしているわけである。
一人はハンデは16でドラコンで320ヤード飛んだとか言っていたけど、
実際にシュミレーションゴルフやったら、飛距離はたぶん、260平均くらいで
僕と同じくらいだった。 でも確かに僕より上手いのは確かだった。

ハーフ回って、その韓国人が40、もう一人の韓国人が43 僕が44
一緒にいったオーストラリア人が60だったかな
(彼は子供のときからゴルフやっているということだったのに)

もう1つ思ったのはインターネット企業でも特別に強いポジションを
つかんだ企業はもうゴルフでもやってても強いままでいられるらしいということだ。

韓国ではNaver(ネーバー)という会社が、日本でのヤフージャパンよりシェアが
高いらしいのだが、彼らもゴルフ三昧だと、言う話なんだよね(本当かいな)。

ところで、面白いウェブサイトを作っている韓国人がいて、単独で連絡とったら
彼はあっさり、僕と会ってくれた。とても面白い人で、一時期ビジネスが
上手くいって相当儲けたらしいのに、マカオでトータルで2億円、韓国内で
1億円もすってしまったそうで、今はビジネスの調子も悪く、心が痛いとか
いっているのである。そんなことをまた初対面の僕にしてくれるのも面白い。
それで彼はまた0に近い状態から再起をかけているらしい。

「もう今は本当大変です。」 と何度も言っていた。

僕は思わず

「男だなあ」

と言った。

一儲けしたあとちまちま財テクで冴えない表情で余生を考えている人と、
丁度逆のことを彼はやらかしている。

彼がまた一山当てるかどうかはわからないけど、当てたら、かなりの確率で
彼はまた使ってしまうだろう。ギャンブルがやめられないらしい。仕事できるのに。

別れ際に

「男は仕事さえ上手くいていればなんとかなりますから、仕事大切にしてください」

と彼は言ったのだった。妙に記憶に残った。

彼から韓国の現在の経済状況きいたのが、もともと仕事で予定して
いた人達からきいたことよりずっと記憶に残った。

韓国が日本より国民の生活格差が大きいことをわかりやすく解説してくれた。

彼から少し力をもらった。