水曜日, 12月 26, 2007

突き抜けた人と話して考えさせられたこと

自分が創業した会社を辞めちゃった若者がいて、
しばらくご無沙汰していたけど、ちょっと励まそうかと電話してみた。

ところが、彼は、前と同じ非常に元気で明るい声で、
もう新しい会社つくって、最初から単月黒字ですよ。
と嬉しそうに話すのだった。

最初に創業した会社では随分あちこちから投資を集めていたのに
それを、結局儲からないまま、非常に安く売り飛ばしてしまったらしい。

普通は、そういう状況だとかなりの修羅場となるハズだと
思うのだけど。

なんか義理と責任と愛着に縛られ続けてしまっている自分が
単に自分ですすんで苦しんでいるだけのとてつもない馬鹿に思えてきた。

また彼のあまりの軽さが、俺ももっと軽く生きたほうが
良いんじゃないかと思わせられるほどだった。

でも、彼の新しい会社もかなりの確率でまた失敗しそうにみえる。
それでも、彼は明るいままやっていくんだろう。

今まで色々な会社みてきたけど、投資の金を集められる人は
独特の明るさをもっている人が多いようだ。
でもその人がビジネスで利益出せるかというとこれが
できないことが多いようなのだ。

彼と僕ではあまりに対照的だし、彼と比べれば僕は
かなり真面目で責任感も強いと思う。

でもそれでキリキリして生きている人生が彼より良いとは
思えないような明るい声だった。

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