水曜日, 7月 23, 2008

水泳とバイクと仕事

僕の仕事は相変わらず不安定(そのわりにはいつも続いてはいるのだが)だ。

2年前の入院を経験するまでの自分なら、
仕事がこんな状態で、水泳だバイクだなんてやっていられるか
と考えて、あまりやらないことが多かった。

2年前の病気と仕事にどの程度関連があったかは、
本当はよくわからないのだけど、
感覚的に自分には深く関係があったと思っている。

ともかく仕事をなんとかしなくてはとカリカリしていることが多かった。
社員への責任、株主への責任、家族への責任、自分の誇りを維持するため。
自分の活躍する場を維持するため。

でも、実際、自分が病気とかで大変なことになってみると、
仕事のことはあまり思い出すことはなかった。

バイクと水泳のこと、バイクで旅してであった人のこと、
美しい景色のこと、好きなことをしているときのこと、
いざとなるとそんなことしか輝いてこないのだった。

仕事で、健康害したのなら、こんな馬鹿なことはないと思った。

そして、また水泳とバイクを再開した。
水泳は、連続で泳ぎ続けることすらできなくなっていた。

仕事は本質的には何も解決してないのだけど、
前ほどカリカリしてもしょうがないと思うようになった。

妻には、イライラしてなくて前よりましになったといわれた。
入院して性格変わるならときどき入院したほうがよいとも
いわれたような記憶がある。

入院して世話になって、感謝したこともあるが、
実際は、娘達や妻が僕の扶養家族だけど、
仕事もダメなときはダメだし、しょうがないと、昔ほど
責任を感じてもしょうがないと思うようになっただけのことだ。

自分としては、家族のためにも何が何でも頑張るんだと
思っていたときより、いい加減なオヤジになったほうが、
前よりましと妻から言われて不思議な気がした。

昨晩は10時くらいにプールについた。
流すだけだったけど、水が気持ちよく
明日も仕事があるからと11時に一度上がったけど、
プールに誰もいなくて、それをみていると、自分が泳がないと
もったいないような気がして、またプールにはいり、
ユックリとしか泳いでないけど12時過ぎまでプールで過ごした。

自分だけしかいないプールでは自分しか波をつくらないから、
特別静かに、自分の泳ぎと水の抵抗を感じ取ることができる。

泳いでいるとき水が少し鼻に入ったときツーンときて鼻の中が
痛くなるような感じが、僕には嬉しい。
子供のとき、まともに息継ぎもできなかったときを思い出させてくれる。

今、泳いで、バイクにのって、それで、うまくいかないくらいの
仕事だったらそんなものそれでいいじゃないかと思いたくなることも
あるのだけど。

もっと賢く色々なことをうまく頑張れるようになりたい。

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