水曜日, 8月 20, 2008

自動車修理先を探して知ったこと

タイヤ交換はしたものの、
我家の愛車(もう13年間近く乗っているレガシーグランドワゴン)は
キュルキュル音をたてていて、危なっかしい。

エアコンのスイッチを入れるとすぐにキュルキュルいいだし、
スイッチ切るとすぐに静かになる。

昨日は妻がスバルのディーラーにいってみてもらったら、
何故か原因はエアコンベルトではなく、ウォーターポンプであり、
工賃その他で6万円以上の見積もりがでてきた。

その見積もりの電話番号に連絡してみた。

技術料36000円とあり、何のお金かきいてみたら、
レガシーの水平対抗エンジンはウォーターポンプを交換するのに
ベルト周辺全部(ファンベルト、タイミングベルト、エアコンベルト)を
バラしてからでないと交換できないのでその作業量とのことだった。

でもおかしな話で、以前もウォーターポンプを交換してもらった
ことがあるけど、なんでまたウォーターポンプが壊れるんだろ?

それにウォーターポンプとエアコンに何の関係があるんだろ?

余りにも納得いかず、近所の修理工場にもっていった。
以前もこのブログに書いた、40年位前に私の父がバイクの
修理を頼んでいた修理工場だ。

http://koenjihachioji.blogspot.com/2007/04/blog-post_02.html

それで親父さんと話していると、やはりエアコンのベルトの可能性が高いとのことだった。

親父さんもう70歳くらいなんだけど感心するほど、色々なこと知っていて、ベルト類も
すぐ交換したことあるものか、どの程度劣化しているかもすぐ見抜いているのに
僕が聞かないと、それを話もしないのだった。

さらに驚く芸当をやっていた。

エンジンを回したまま、長い長いドライバーの先をエンジンの各部にあて、
柄のところに耳をくっつけてエンジンの音を聴いているのだ。

聴診器を使う医者のようだった。

それで明日ともかくエアコンベルトを交換してもらうことにした。
それで今日やったことには工賃も受け取ってくれなかった。

さて、あまりにも納得いかないので、スバルのディーラーにまた電話してみると、
実際にみたメカニックの人がでてきて、エアコンのことは聴いてなかったというのだ。

それが伝わってないのももちろん悪いが、

それより、そんなことなんでメカニックが気がつかないんだろ。

俺でも気がついたのに。

それにそのメカニックは、ウォーターポンプがタイミングベルトで駆動されていること。
ウォーターポンプが原因であれば、エアコンに関係なく、
キュルキュル音は出続けるであろうことも知っていた。

自分の知識が実際に頭の中で動いてないか、
適当な見積もりかいておけば工賃とれると思っているかどちらかなんじゃないだろうか。

まあいいや、ともかく自分はあの足引きずって、ごま塩ボーズ頭の近所の修理工場の
おじさんにたのむことにした。

自動車メーカーのディーラーにたのめば、設備もしっかりしているし、
何人ものメカニックがいるし、
安心感があるような気になるけど、そんなもの、錯覚に過ぎないとよくよくわかった。

良い経験になった。世の中そういうことって本当に多いと何か経験するたびに思う。

もっとも、まだ自動車が気持ちよくなおるかはわからないのだけど。

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