木曜日, 12月 18, 2008

国家権力と例の弁護士と公認会計士

自分のことで直接関って今日知ったこと。

会社の債務の返済は労働債権(未払い賃金)が優先されるのかと漠然と思っていた。

先月、取引先の大手企業から顧問弁護士付きで交渉された途端に

私が勤めていた会社の顧問弁護士と顧問公認会計士は
私に同意書を書かせてそちらへの支払いを優先してしまった。

僕は同意書にサインしない選択肢もあったわけだけど、
世話になった取引先を前にしてそれはできないと判断した。

(その判断を私にさせるのは酷するぎるとは思ったけど)

そして、今月会社に、日本の取引先から忘れかけていた入金があった。
これで漸く自分に過去の給料を払ってもらえるのかと思ったら、

今度はこの弁護士さんと公認会計士さんは外人が僕に払うように
指示してきたことを無視して即座に税金と社会保険に支払ってしまった。

税金と社会保険の支払いは法律上、労働債権(未払い賃金)に
優先するとのことだけど、だとすると、先月の大企業への
支払い優先はどうして行ったのかということになる。

実際にこんなちょっとした事件に巻き込まれて個人の立場でわかったことは。

1.労働債権より、税金と社会保険の支払いの優先順位が高いのは矛盾を含んでいるように思う。
現に私は、会社からの社会保険(雇用保険)の支払いを、私の給与の支払いより(法律にのっとって)
優先されてしまった。 (いやあここまで 自分がマヌケな状況になるとは)

2.私が関ってしまった弁護士、公認会計士は大企業にそこの顧問弁護士つきで交渉されると、
保身に汲々として、社会正義なんかどうでもよくなるということにみえたこと。

3.労働基準監督署は行政指導やアドバイスを与えるだけで、実際の権力がどこにあるのかわかりにくいこと。

4.法律は個人より国家を守ろうとしているようのだろうか? (税金と社会保険が労働債権より優先されるという根拠がわからないので)

まあ、もうくやしいとすら感じられず、頭切り替えて、次のことに
取り組むしかないとは思っている。

今回のことで、自分のマヌケさはわかったけど、それで自分を責めないように
しようと思っている。

しょうがないとしかいいようがないと思うしかない。

世の中理不尽なことはいくらでもあるのだから。

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