火曜日, 5月 05, 2009

京都 清水寺周辺を9時間近くも歩いた日

屋根から塔が生えているようで面白かった。


坂本竜馬の墓にも行った。
清水の舞台を背にしたうちの家族。
すでにかなり歩き疲れている。



先輩の奥さんと自分の妻の後姿

今日は京都先輩宅を10時くらいにでて、
戻ってきたのが7時だった。

阪急 河原町駅からタクシーに乗ったけど
渋滞なのですぐに降りてから、清水寺をぐるっと回って、
維新の志士たちのお墓を参拝して、
維新ミュージアムをみて、
お香の店、お茶の店、と回ってきた。

寺田町のあたりもぐるぐると歩き回った。

維新ミュージアムでは坂本竜馬の部分を特に
良く見て、良く読んだ。

私利私欲を二の次にして、大きな利益を考えることに
天命を覚えていたのかもしれないこの人が、
現代に生きていたら、一体全体何をやるのだろうか。

世界中の国々の利害を超えて、地球規模での利益を
最優先した環境問題を解決するために立ち上がるのだろうか?

現代において一番重要な問題に取り組むとするとそれなんだろうか。

維新の志士のほとんどは今の僕より若い年齢で死んでいる。
彼らがどんな気持ちだったかなんて、わからないから勝手に
想像してみるしかないが、

坂本竜馬が姉の乙女に宛てたいくつもの手紙を読むと、

この人物が司馬遼太郎の「竜馬がゆく」 に書かれている
人物そのものであったように思えてくる。

僕には眩しいばかりだった。

どれだけ心にプラスのエネルギーを持っていた人なんだろうと。

大政奉還がなされてすぐ、天に戻されてしまったようにこの世を去る。

どれだけ自分でワクワクして生きていたことだろう。

さて、今日は自分と違って友人の多い自分の娘達が、
お土産をたくさん買いたがって、おいおい浪人中の
わしにそんなに金を使わせないでくれと思いながら
買っていたのであった。

自分のせこさと情けなさ、かっこ悪さを知っているだけ、その痛みの強さに比例して
この天の意思を体現したような、自分の命の危険にすら
頓着しないかのような大きな心の坂本竜馬に強く憧れる。

だから、実際はせこくて こすっからい自分だけど
上辺だけでも彼に近づきたいと熱望するのであった。

もともと彼の脱藩に憧れて転職して、今はこんな浪人の
身になっているけど、後悔しないですむ何かを作りだしたい。

なんて重いこと考えながら、家族と、先輩の家族と一日中 
京都を歩き回り、京都のあちこちのおいしいおかずを買って、

豪華な夕食を楽しんだ。
エビスビールをたくさん飲んだ。





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