水曜日, 5月 13, 2009

もちろん人間合格

この一ヶ月間に、 ちょっとだけ知っている人が3人死んだ。

一人は、お酒が大好きな人で、アル中だったかもしれないけど、
陽気な、楽しい酒を飲む人だった。63歳。

奥さんも本人もお酒飲まなければ良かったとは全然思って
なかったようだ。奥さんはお酒飲んで楽しそうにしていて
子供みたいで可愛いと言っていたくらいだから。

数回しか会ったことないけど、いつも笑顔だった記憶がある。

僕が新宿に借りている部屋の大家さんがもう死んでいたことを
今日知った。

80歳越えていたらしいけど、すごく顔つや良かったのに。

ずっと不動産ややっていてバブルがはじけても頑張っていたけど、
最後に銀行に、もうあきらめましょうと言われてやめたんですよ。
と淡々と話していらっしゃった。

それと前回のブログで書いた、不動産屋にいたおじいさん
大変なヘビースモーカーで狭い事務所は煙だらけだった。
あれじゃあ癌にもなるよなあ。

人が死んだことを知るたびに不思議な気持ちになるのは
人ってそんなに簡単に死なないような錯覚をもっている
からだろう。

3人ともちょっとしか知らないのだけど、
社会的な成功を収めた人ではないらしい。

共通点は死んだときに奥さんがいたことくらいか。

ただ、世に名前残らなくても、十分人間合格なのだ。きっと。

何の論理性もない書き方だけど。

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