木曜日, 5月 21, 2009

ノウハウよりも大切なこと 自分の感覚

本屋にいくと、ノウハウ本花盛りである。
それも、仕事を維持していかにうまく行きぬくか
みたいな本ばかりが目につく。
世知辛い世の中で、その中で何とかうまくやっていきたい
その方法を本から得たいという人が増えているということ
なんだろう。

僕もそういう類の本を買うことがある。
でも何も変わらない。変えられない。

本の内容が薄いことが多いし、かりに良い内容だとしても
それで、急に自分を変えるなんて難しいのである。

多分多くの人がそれを知りながら、ついそういった本をまた買ってしまう。

安っぽい自己啓発書のようなビジネス本を。
まるで、受験生がつい新しい参考書を買ってしまうように。

これを買って学べば、より良い明日が来るかもしれないと思って。

使い捨ての聖書を売り続ける新興宗教かいな。

どんなに良い水泳の本があって、それをどんなに
よく読んでもそれで、初心者が急に泳げたりはしないのである。

実際は他のこともそうで、まず自分でやってみて、試行錯誤して
自分の感覚で理解して、その上で、本からも学んでとやらないと
活きたノウハウとならない。

自分で次々に実体験して、感じて、前に進むことこそが
大切だと、ノウハウ本の前で思った。

実際に活躍して、結果出している人と話してみると
本になっている以上の知識を自分のものにして
いるとわかることが多かった。

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